日本の家族から仕送りを受け取りたい、留学費用を親に送ってもらいたい――そんなとき、Wise口座はどうやって「受け取り側」として使えばいいのでしょうか。この記事では、日本からWise口座へお金を送ってもらう手順を、必要な情報・手数料の負担者・かかる日数まで整理しました。
1. 受け取りの基本の流れ
Wiseで海外からの送金を受け取るには、送金する側(日本の家族など)に、あなたのWiseアカウントの「口座情報」を伝えるだけです。Wise側で振込用の口座番号(イギリスであればSort CodeとAccount Number)が発行されており、これは現地の銀行口座とまったく同じ形式で使えます。
日本から送る場合は、SWIFT/BICコードとIBAN(国コード・銀行コード・口座番号を含む国際口座番号)を使う国際送金の形式になります。アプリの「アカウント」タブから該当通貨(GBPなど)の口座詳細を開くと、送金者に共有すべき情報がそのまま表示されます。
2. 日本側の家族が送金する手順
① 受取人(あなた)がWiseの口座情報を共有する
アプリのアカウント詳細画面をスクリーンショットで送るか、共有ボタンからPDFで送るのが確実です。銀行名・SWIFTコード・口座番号(またはIBAN)・受取人名(パスポート表記のローマ字と一致させる)を漏れなく伝えます。
② 送金者が日本の銀行から国際送金する
日本側の銀行の窓口・ネットバンキングから、通常の海外送金の手続きで送ります。この場合、送金手数料は日本側の銀行の海外送金手数料(三菱UFJの場合、円為替取扱手数料+支払銀行手数料などで合計数千円程度)が発生します。Wise側に直接送金者が日本のWiseアプリから送る方法(Wise to Wise送金、または日本のWiseアカウントから)を使えば、日本側の銀行手数料を避けられる場合もあるため、家族自身がWiseアカウントを持っていないか確認する価値があります。
③ 着金を確認する
Wise口座宛ての送金は、経路によって即日〜数営業日で着金します。着金するとアプリに通知が届き、受け取った通貨のまま保有するか、必要な分だけポンドなど他通貨に両替するかを選べます。
3. 受け取り手数料はかかるのか
Wise口座で対応している主要通貨(GBP・USD・EURなど8種類)は、現地の銀行口座情報を使って受け取る形になるため、Wise側の受取手数料はかかりません。手数料が発生するとすれば、それは送金する側(日本側の銀行)が請求する送金手数料です。この点は「受け取る側は無料、送る側に手数料がかかる」という整理で家族に説明すると伝わりやすいでしょう。
4. よくあるつまずきポイント
- 名義の不一致:Wiseアカウントの登録名(パスポート表記)と、送金依頼書に書く受取人名が違うと、着金が遅れたり差し戻されたりすることがあります。ローマ字表記を必ず一致させてください。
- 受け取る通貨を間違える:日本円のまま受け取りたいのか、ポンドに両替してほしいのかで、送金者に伝える口座情報(通貨)が変わります。事前にどちらか決めておきましょう。
- 初回は少額でテストする:初めて家族から送金してもらう場合、まず少額で一度テスト送金し、着金と名義の確認ができてから本送金に進むと安心です。
Wise口座そのものの開設方法はWise口座の使い方ガイド、逆に自分からイギリスから日本へ送金したい場合の手数料比較はWise・Revolut・銀行送金の手数料比較で解説しています。あわせてご覧ください。

