一時帰国のたびに、成田や羽田の空港両替所でポンドを円に替えていませんか。実は空港両替は最も割高な選択肢のひとつです。この記事では、一時帰国時の両替をWiseで済ませる方法と、空港両替・銀行両替との実際のコスト差を比較します。
1. 空港両替がなぜ割高なのか
成田空港の直営両替店の手数料は平均8.15%ともいわれ、主要空港のドルスプレッドもTTMから3〜5円(率にして2〜3.3%)程度上乗せされているのが実態です。10万円相当を両替すると、それだけで3,000円前後が手数料として消えてしまう計算になります。到着後すぐ現金が必要という状況につけ込んだ、空港特有の割高な設定です。
2. Wiseを使えば一時帰国前に準備できる
Wiseの多通貨口座なら、イギリスにいるうちに、日本に着く前にポンドを円に両替しておくことができます。アプリ内で「GBP→JPY」の両替を実行すれば、仲値レート(実勢レート)+明示された手数料だけで完了し、日本円をそのままWise口座やWiseデビットカードで持っておけます。到着後は円のまま現地ATMで引き出すか、日本の銀行口座に送金すれば、空港両替所に並ぶ必要がなくなります。
具体的な準備の流れ
- 出発の1〜2週間前に、Wiseアプリでポンド→円の両替を実行しておく
- レートが良いタイミングを狙いたい場合は、レートアラート機能で通知を受け取ってから両替する
- 日本到着後は、Wiseデビットカードでそのままコンビニ・駅のATMから円を引き出す、または日本の自分名義の銀行口座に送金しておく
3. 銀行両替・空港両替との比較
- 空港両替:手数料が最も高い(目安2〜8%程度)。到着後すぐ現金が必要な場合の緊急手段と割り切るのが現実的
- 日本の銀行窓口両替:空港よりは安いが、都市銀行の店頭レートにも一定のスプレッドが乗っており、ネット銀行系(住信SBIネット銀行等)の方が総じて有利
- Wise(事前両替+カード引き出し):仲値レートに近い実勢レートで両替でき、手数料も事前に画面で確定表示される。空港・銀行窓口に並ぶ手間もかからない
まとまった額を両替するなら、渡航前にWiseで済ませておく方が、レートも手間も有利になるケースがほとんどです。ただし、日本国内のATMでのカード引き出しにはWiseデビットカードガイドで解説している月間無料枠(250ポンド相当まで無料、超過分は2.69%)が適用される点は事前に確認しておいてください。
4. 注意点:全額を両替しない
一時帰国のたびに為替レートは変動するため、滞在中に必要な分だけを両替し、余らせすぎないのがコツです。Wiseは口座に複数通貨を保有できるので、余った円をそのままイギリスに持ち帰り、次回の一時帰国まで置いておくことも、ポンドに戻すこともできます。無理に一括で両替せず、必要額を見積もってから両替するようにしましょう。
Wise口座の基本的な使い方はWise口座の使い方ガイド、日本の家族から送金を受け取る手順はWiseで日本から送金を受け取る方法で解説しています。

