【冷蔵庫が小さい人必見!】イギリスの小さい冷蔵庫をどうにかする方法|週1買い物&時短自炊を実現する保存テク


イギリスのフラットに備え付けの冷蔵庫って、調理台の下に収まるサイズが標準なんですよね。冷凍庫は製氷皿が数個入る程度のスペースしかないし。
シェアハウスでは大きい冷蔵庫をシェアしているところもありますが。。。隣人さんが大きなピザや鍋丸ごと冷蔵庫に入れたりするから、全然足りない。。。

ただ、住んでいくうちにわかってきたことがあって。「何を冷蔵庫に入れなきゃいけないか」を正しく知ると、意外とどうにかなるんです。この記事では、小さい冷蔵庫でも週1の買い物で乗り切れるようになる保存術と、調理の時短につながるライフハックをまとめました。


1. まず「冷蔵庫に入れなくていいもの」を知る

小さい冷蔵庫への対策として一番効くのは、「冷蔵庫に入れなくていいものを冷蔵庫から出す」ことです。当たり前に聞こえるかもしれないけど、これがかなり大事なんですよね。

日本にいた頃の感覚で「とりあえず冷蔵庫に入れておこう」としてしまいがちなんですが、常温で全然問題ない食材が意外と多いです。

常温でいける食材リスト

  • 根菜類:玉ねぎ、じゃがいも、さつまいもは紙袋に入れるか新聞紙で包んで、風通しの良い涼しい場所へ。カボチャは丸ごとなら数ヶ月持ちます。
  • 缶詰:刻みトマト、豆類、ツナ、コーン。調理台の奥に突っ込んでおきましょう。
  • 乾物・乾麺:パスタ、米、クスクス、シリアル。完全に常温OK。密閉容器に入れておくと虫が入らず安心です。
  • ニンニク・生姜:常温で保存できます。使いかけのものだけ冷蔵庫へ。
  • パン:すぐ食べる分だけ常温で、残りはすぐ冷凍。トーストすれば問題なく食べられます。
  • :イギリスのスーパーでは常温売りされています。これはイギリスでは卵の洗浄工程がなく、殻の保護膜が残っているため。一度も冷蔵保存していない卵なら常温OKです。
    ただし、一度冷蔵庫に入れたものは、温度変化による結露でカビが生えやすくなるため、そのまま冷蔵保存を続けてください。

「常温の食料庫」をどこに作るか

イギリスのフラットにはパントリーがあまりないんですよね。。。でも工夫次第でスペースは作れます。

  • シンク下のキャビネット:熱は上にこもるので、床に近い場所は比較的温度が低い。根菜類の定位置として最適です。
  • ベッドの下:蓋付きの収納ボックスを置けば、立派なパントリーになります。缶詰や乾物の保管に。湿気には気を付けて。
  • クローゼットの隅:もしどこにも収納スペースがないなら、缶詰など、臭いや湿気が関係ないものなら問題ないです。

蓋付きの収納ボックスや、WilkoやPoundlandで手に入るスタッキングできるバスケットが使いやすいです。見た目もすっきりして、食材を分類しやすくなりますよ。


2. 小さい冷凍庫を「倍使い」するテクニック

冷凍庫のスペースが少ないと、冷凍保存を諦めてしまいがちですが、入れ方を変えるだけでかなり収納力が変わります。

「ぺったんこ冷凍」でスペースを2倍に

食品用のストレージバッグを使って、食材を薄く平らに冷凍する方法です。慣れるとこれが当たり前になります。日本では、ジップロックを多用していたんですが、こっちではジップロックが高いんですよね。なので、私はTescoやAsdaの少し厚手の手提げ付きバッグ(Tie handle food bag)を使っています。

  1. ひき肉(Mince)、鶏むね肉(Chicken breast)、魚の切り身、作ったミートソースなどを袋に入れる。
  2. バッグの口を少し開けた状態で中の空気をしっかり抜きながら、手で平らにならす。厚さが均一になるように意識する。
  3. 完全に封をして、金属製のトレーの上に置いて冷凍庫へ。素早く凍って鮮度が保てます。
  4. 凍ったら本のように立てて収納。どこに何があるか一目瞭然になります。

刻んだ玉ねぎやきのこも同じ方法で冷凍しておくと、スープや炒め物にサッと使えて時短になります。私は買い物から帰ってきたらすぐにこれをやります。料理がかなり楽になりますよ。

スーパーの冷凍食品は「箱から出す」だけでスペースが激変

冷凍ポテト、ソーセージ、フィッシュフィンガーなど、スーパーの冷凍食品はかさばる箱に入っていますよね。買ってきたらすぐに箱から出して、中身だけジップロックに移し替える。これだけで冷凍庫がすっきりします。何の食品か分からなくなるので、マジックで名前と賞味期限を書いておくとよいです。

マフィン型・製氷皿で「小分け冷凍」

少量のソースやペーストを保存したいときに便利なのが、マフィン型や製氷皿を使った小分け冷凍です。

  • トマトペースト
  • 刻んだハーブをオリーブオイルと混ぜたもの
  • スープのストック(濃縮タイプ)

型に入れて凍らせて、固まったらジップロックにまとめておけば、使いたい分だけポイっと取り出せます。料理のたびにソースを作る手間がなくなるので、これも地味に時短になります。


3. 週1 買い物習慣

「週に一度しか買い物に行けないのに、冷蔵庫が小さすぎて食材が全部入らない」というのは、買い物スタイルを変えると解決できます。

おすすめは「週1のまとめ買い+週中のちょい足し」というハイブリッド型です。

  • 週1のメイン買い物:常温保存できるもの(缶詰、乾物、根菜など)+冷凍保存するもの(肉、魚、パン)+週末に使う分の牛乳・ヨーグルトなどを、大型店で大量買い。
  • 週中のちょい足し:コンビニサイズの牛乳、葉物野菜、果物など傷みやすいもの、その日に使う分の肉や魚をTesco Express、Sainsbury’s Localなどで。

この方法なら、冷蔵庫をパンパンにしないまま新鮮な食材を使い切れます。「Tesco ExpressやCo-opを自宅の拡張パントリーとして使う」感覚ですね。

「コンポーネント式」の作り置きで時短&冷蔵庫節約

ミールプレップ(作り置き)は便利ですが、何食分も完成品を作ると冷蔵庫を圧迫しますよね。。。

そこでおすすめなのが「コンポーネント式」です。完成した料理ではなく、「茹でたブロッコリー」「炒めた玉ねぎ」「グリルした鶏肉」のように、食材ごとに調理して保存しておく方法です。これを組み合わせるだけで、サラダにもパスタにも炒め物にもアレンジできます。

ぺったんこ冷凍した肉+トマト缶+常温保存の玉ねぎ・ニンニクがあれば、20分かからずに美味しいパスタソースが作れます。手の込んだ料理をしようとせず、手持ちの食材を使い切ることを楽しむのが、自炊を長続きさせるコツだと思っています。

冷蔵庫に入れるなら「かさばりにくい食材」を選ぶ

どうしても冷蔵が必要な食材は、賢く選んでスペースを有効活用しましょう。

  • ハードチーズ:CheddarやParmesanなどは、ブロックで買ってラップでしっかり包むと長持ちします。スライスより断然スペース効率がいいです。
  • 加工肉:ハムやベーコンは一度に使い切れる小分けパックを選ぶと、開封後の劣化を防げます。
  • 牛乳・ヨーグルト:大きいサイズの方がお得ですが、私は使いきれないので小さめを買っています。

4. “Use By”と”Best Before”——”消費期限”と”賞味期限”

イギリスの食品パッケージには2種類の日付表示があります。この違いを正しく理解すると、食品ロスがかなり減ります。

  • Use By(消費期限):安全性に関わる期限。肉、魚、調理済みサラダなど傷みやすい食品に表示されています。この日付を過ぎたものは要注意です。
  • Best Before(賞味期限):品質に関わる期限。缶詰、乾物、ビスケットなど長持ちする食品に表示されています。この日付を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。見た目や匂いを確認して、問題がなければ食べられます。

傷みやすい「Use By」表示の食品は、早めに冷凍すると、無駄がなくなります。

冷蔵庫の温度は0〜5℃をキープする

古いミニ冷蔵庫は温度管理が不安定なことがあります。安価な冷蔵庫用温度計を1つ入れておくと、庫内の温度を正確に把握できて安心です。また、食材を詰め込みすぎると冷気が循環しなくなるので、壁との間に少し隙間を作るように意識するといいです。

数ヶ月に一度「霜取り(Defrosting)」をする

イギリスのフラットに備え付けの冷蔵庫は、自動霜取り機能(Frost-Free)がついていないものが多いです。冷凍庫の壁に霜が厚く付いてくると、冷却効率が落ちて、ただでさえ狭いスペースをさらに圧迫します。

数ヶ月に一度、電源を切り、タオルを敷いて氷が溶けるのを待ちます。これをやると冷蔵庫の性能がかなり回復します。大家さんに連絡する前に、霜取りを試してみてください。

生ゴミは冷蔵・冷凍で臭いをなくす

イングランドでは自治体によりFood Bin(生ゴミ専用ビン)での分別が推奨されていますが、収集は週1回が多く、夏場は臭いが気になります。。。

生ゴミを密閉できる小さな容器かジップロックに入れて、収集日まで冷蔵庫の隅に入れておくと菌が抑制されて、臭いも抑えられます。コーヒーや紅茶の出がらしを少量振りかけておくのも、生ごみの消臭に効果があります。


5. イギリスの「保存食文化」を味方につける

イギリスには、ピクルス、チャツネ、マーマレードといった保存食の文化があります。

スーパーで1つ買っておけば、チーズやパンに添えるだけで食卓が変わります。常温でも長期間保存できるので、冷蔵庫スペースを使わずに食事のバリエーションが増やせます。アジア系スーパーでは乾麺、スパイス、乾燥きのこなども手頃な価格で手に入るので、一度覗いてみると献立の幅がぐっと広がります。

無理に毎食手の込んだ料理をしなくていいんですよね。イギリスは外食が高いので、毎食の準備が大変ですが、冷凍ピザやスーパーのデリを使う日があっても全然いいですよね。


まとめ:今日からできること

  • [ ] 根菜・缶詰・乾物は冷蔵庫から出して、常温の「食料庫スペース」を作る
  • [ ] 肉・魚はジップロックで「ぺったんこ冷凍」して立てて収納する
  • [ ] スーパーの冷凍食品は箱から出してジップロックに移し替える
  • [ ] 作り置きは完成品ではなく「食材ごとの下ごしらえ」を冷凍保存する
  • [ ] Use ByとBest Beforeの違いを確認して、Best Beforeは慌てて捨てない
  • [ ] 数ヶ月に一度冷凍庫の霜取りをする
  • [ ] 生ゴミはジップロックで冷蔵・冷凍保管して臭い対策する

慣れてくると、「あ、これ冷蔵庫じゃなくてよかったんだ」という発見が増えてきます。発想を変えるだけで、小さい冷蔵庫でもなんとかやっていけますよ。

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