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1pMobile vs Lebara比較|どちらが自分に合う?

1pMobile Lebara比較|ヨーロッパ旅行のSIMを検討しているイメージ 通信・SIM・ネット

1pMobile vs Lebaraは、どちらも格安・契約不要のSIMとして名前が挙がりますが、回線もローミングの仕組みも違います。
この記事では、1pMobile vs Lebaraという軸で、料金体系とヨーロッパでの使い勝手を中心に比較します。


1. 1pMobile vs Lebara|まず結論

  • とにかく軽い利用で、使った分だけ払いたい ➔ 1pMobile(1p単位の完全従量制・PAYG)
  • 毎月まとまったデータ量を定額で使いたい ➔ どちらも月額バンドルプランがあり、価格帯はほぼ同水準(後述)
  • ヨーロッパ旅行が多い ➔ Lebara(EUローミング30GBが多くのプランに込みで、対象国が明確)
1pMobileLebara
回線EEVodafone
料金体系①1p単位の完全従量制(PAYG)と、②月額バンドルプラン(5GB〜Unlimited、£5〜£25/30日)の2種類から選べる月額プラン制(£4.50〜、5GB〜使い放題まで)、30日ローリング
国際電話含まれない(別途料金)50カ国以上への通話が込み(プランにより100分〜使い放題)
EUローミング46の国・地域で追加料金なし多くのプランに30GBまでのEUローミングが込み
契約不要(PAYG)不要(30日ローリング)

2. 回線が違う|EE vs Vodafone

意外と見落とされがちですが、1pMobileはEE回線、LebaraはVodafone回線と、使っている回線網が異なります。どちらも大手キャリアの回線を借りているため人口カバー率自体は高い(1pMobile公式は「人口の99%・国土の90%」、Lebara公式も「人口の99%以上」をそれぞれ謳っています)のですが、都市部・屋内・田舎での「つながりやすさ」には差があります。

指標EE(1pMobile)Vodafone(Lebara)出典
総合スコア95.688.4RootMetrics H1 2026(英国16大都市圏対象)
モバイル通信の中央値速度130.3Mbps54Mbps同上
5Gエリアの利用可能率80%62.3%同上
4G国土(面積)カバー率の目安約91%約87%業界メディア集計(Ofcom公表データを基にした推定値、要一次確認)
全国の屋内4Gカバー率4社とも99%超(2026年初頭時点)Ofcom Connected Nations

都市部での実測データでは、EEがVodafoneを明確に上回っています。RootMetricsの2026年上半期調査(英国16の主要都市圏が対象)では、EEが総合スコア95.6、Vodafoneが88.4で、通信速度・5G利用可能率のいずれもEEが優位という結果でした。
屋内・田舎での「つながりやすさ」についても、EEは低い周波数帯(700MHz)を厚めに使っているため、一般に建物の壁を通り抜けやすく、郊外・田舎でも電波が届きやすいとされています。Ofcomの全国統計では屋内4Gカバー率は4社とも99%を超えていますが、これは「全国平均」であり、田舎エリアに限定した屋内カバー率をEE・Vodafoneそれぞれで直接比較できる公式データは、今回の調査時点では見つけられませんでした。特定の住所での実際のつながりやすさは、必ず契約前に1pMobile(EE回線)のエリアチェッカーVodafoneのエリアチェッカーで、自宅・職場の郵便番号を入力して確認してください。
なお、RootMetricsの調査は英国の主要都市圏を対象にしたものなので、地方在住の方の実感とは異なる場合がある点にご注意ください。


3. 月額プラン同士で比較する

ここまでの比較は「1pMobile=1p/MBの従量課金」を前提にしてきましたが、1pMobileにも、Lebaraと同じ月額バンドルプラン(30日ごとの定額制)が用意されています。「毎月まとまったデータ量を使う」前提なら、この月額バンドルプラン同士を比べるのが公平です。

データ量1pMobile月額バンドル(30日)Lebara 30日プランLebara内訳(UK通話/SMS・国際電話)
5GB£5.00£5.001,000分/1,000通・国際電話100分
30GB―(10GBは£8.00、50GBは£10.00)£10.00使い放題・国際電話100分
50GB£10.00£15.00使い放題・国際電話500分
100GB£15.00£20.00使い放題・国際電話使い放題
使い放題(データ)£25.00£25.00使い放題・国際電話100分
使い放題(データ+国際電話)―(該当プランなし)£30.00使い放題・国際電話使い放題

正確なデータで比較すると、1pMobileとLebaraの価格差は一様ではなく、データ量の帯によって優劣が入れ替わることが分かりました。5GBと使い放題(データのみ)の帯は同額ですが、50GB・100GB帯では1pMobileの方が£5安いという結果になりました。
一方で、Lebaraはすべてのプランに国際電話(100分〜使い放題)が標準で含まれているのに対し、1pMobileの月額バンドルには国際電話が一切含まれません。50GB・100GB帯で1pMobileが安く見えても、国際電話を別途契約する必要がある分、実質的な価値は必ずしも1pMobileが上とは言い切れません。
また、Lebaraには£30で「データ使い放題+国際電話使い放題」という、1pMobileには存在しない最上位プランもあります。
つまり、「純粋なデータ単価」では1pMobileが有利な帯がある一方、「国際電話も含めた総合的な価値」ではLebaraが一貫して有利という結論になります。この記事の本来の結論である「ヨーロッパ旅行が多いならLebara」という判断材料は、次に説明するEUローミングの明確さに加えて、この国際電話の標準搭載も裏付けとなります。
さらに重要な補足として、Lebaraの「国際電話込み」の対象国には日本も含まれています。Lebara公式サイトの国際通話検索ツールで実際に「Japan」を検索したところ、対象国として登録されていることを確認しました(Lycamobileの国際電話バンドルには日本が含まれていなかったのとは対照的です)。つまり、日本によく電話する人にとって、Lebaraの国際電話込みプランは実際に価値のあるメリットになります。ただし、日本向け通話が「込みの分数」からどの程度差し引かれるか(通常の国内通話と同じ消費ペースか、割増しがあるか)は公式サイトに明記が見当たらなかったため、契約前にLebaraのサポートに直接確認することをおすすめします。

年払い・長期契約にすると、両社ともさらに安くなります。1pMobileには30日ごとの月額バンドルとは別に「1年プラン」があり、Lebaraには12か月プランがあります。同じデータ量で、30日プランを12回払い続けた場合の合計額と比べてみました。

データ量1pMobile:30日×12回の合計1pMobile:1年プラン割引率
5GB£60.00£55.00約8.3%引
10GB£96.00£88.00約8.3%引
50GB£120.00£110.00約8.3%引
100GB£180.00£165.00約8.3%引
200GB£240.00£220.00約8.3%引
使い放題£300.00£275.00約8.3%引
データ量Lebara:30日プラン(月額)Lebara:12か月プラン(月額)割引率
5GB£5.00£4.5010%引
30GB£10.00£9.0010%引
50GB£15.00£13.5010%引
100GB£20.00£18.0010%引
使い放題(データ)£25.00£22.5010%引
使い放題(データ+国際電話)£30.00£27.0010%引

長期契約による割引率は、1pMobileが約8.3%引、Lebaraが一律10%引と、Lebaraの方がわずかに大きくなっています。ただし両社で「長期契約」の意味が異なる点に注意してください。1pMobileの1年プランは1年分をまとめて申し込む形(£の総額表示)である一方、Lebaraの12か月プランは月々の支払いは30日ごとのままで、12か月間の利用が前提になっているという違いがあります(Lebaraの方が乗り換えの柔軟性という意味ではやや制約が強くなります)。
正確な最新料金・支払い方法は変わることがあるため、契約前に1pMobile公式の料金ページLebara公式サイトで最新情報を確認してください。


4. ヨーロッパ旅行が多いならLebaraが有利

1pMobileのEUローミングは46カ国で追加料金なしという点は魅力的ですが、データ量の目安は明記されていません。
一方Lebaraは、多くのプランに30GBまでのEUローミングデータが標準で込みになっており、データ量の見通しが立てやすいです。
ヨーロッパ旅行中にたくさんデータを使う予定がある人は、Lebaraの方が安心感があります。


5. 料金の考え方の違い

1pMobileは「使った分だけ」払う従量制なので、通話・SMS中心で軽く使う人ほど安くなりやすい設計です。
Lebaraは月額プラン制なので、毎月の利用量が読める人や、データもある程度使う人に向いています。
どちらも契約不要・与信審査不要という共通点があるので、イギリスに着いたばかりで信用情報がない人でもどちらも選択肢に入ります。

「従量制」と言われてもピンとこない人のために、実際のアプリ利用時間から1日のデータ量と料金を計算してみます。
下記は一般的な目安値(動画の画質や通信環境によって変わります)を使った概算です。

アプリ・用途1時間あたりのデータ量目安1日の利用時間1日のデータ量
TikTok(標準画質)約500MB2時間約1,000MB
Instagram(フィード・ストーリーズ中心)約300MB1時間約300MB
Googleマップ(ナビ利用)約5MB20分約2MB
LINE通話(音声のみ)約20MB2時間約40MB
Google検索・結果ページ閲覧約10MB1時間約10MB
合計約1,352MB(約1.35GB)

1pMobileのデータ通信は1p/MBの完全従量制なので、この使い方だと1日あたり約1,352p=約£13.5、1ヶ月(30日)続けると約£405という計算になります。この量まで毎日データを使う人には、1pMobileの従量制もLebaraの5GBプランも心もとなく、Lebaraのより大容量のプラン、または他社の大容量月額SIMを検討したほうが現実的です。

一方、旅行中や一時滞在中のように「必要なときにサッと使う」だけならどうなるか、計算してみます。

アプリ・用途1日の利用時間1日のデータ量
Googleマップ(ナビ利用)20分約2MB
LINE通話(音声のみ)20分約7MB
SNSをさっと確認する程度15分約75MB
Google検索10分約2MB
合計約86MB(約0.09GB)
1pMobileのデータ利用量比較|しっかり利用パターンは1日1,352MBで約£13.5、ライト利用パターンは1日86MBで約£0.86
TikTok・Instagram中心の「しっかり利用」は1日約£13.5と割高、Googleマップ・LINE程度の「ライト利用」は1日約£0.86でコスパが良い

この場合、1日あたり約86p=1£弱で済み、Lebaraの月額プラン(最安でも£5〜)より1pMobileの方が圧倒的に安くなります。つまり「軽い利用ならLebaraより1pMobile」「データをある程度使うならLebara」という結論は、実際の金額で見てもそのまま裏付けられます。

1pMobile - Great Value SIM Only Deals
Lebara - SIM Only Deal
Lyca Mobile - Pay As You Go SIM 5GB Deal

まとめ

  • 1pMobileはEE回線で、①1p単位の完全従量制(PAYG、軽い利用者向け)と②月額バンドルプラン(5GB〜Unlimited)の2種類が選べる
  • 月額プラン同士のデータ単価は50GB・100GB帯で1pMobileの方が£5安いが、Lebaraは全プランに国際電話(100分〜使い放題)が標準で含まれるため、総合的な価値ではLebaraが有利になりやすい
  • LebaraはVodafone回線・月額プラン制で、データもある程度使う人・ヨーロッパ旅行が多い人向け
  • 国際電話・EUローミングの込み具合はLebaraの方が手厚く、Lebaraの国際電話には日本も対象国として含まれている(Lycamobileとは異なる)
  • 都市部の実測データ(RootMetrics)ではEE(1pMobile)がVodafone(Lebara)より速度・5G利用可能率で優位。屋内・田舎限定の直接比較データは見つからなかったが、EEは低周波数帯を厚く使うため一般的に建物内・郊外で電波が届きやすいとされる
  • 長期契約の割引率は1pMobileが約8.3%引、Lebaraが一律10%引。ただしLebaraの12か月プランは12か月の利用が前提となる制約がある
  • どちらも契約不要・与信審査不要なので、イギリスに着いたばかりのころでも申し込める

1pMobile単体の詳しい特徴はこちらの記事、Lycamobileとの比較はこちらの記事で解説しています。
※料金・プラン内容は変更されることが多いため、契約前に必ず1pMobile公式サイトLebara公式サイトで最新情報を確認してください。
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