車がないと、スーパーの買い物って地味にしんどい。
雨の日には重い水のボトルや洗剤を買いたくないんだけど。
。
。
イギリスは毎日雨なんですよね。
「はぁ。
雨の中買い物行きたくない。
。
。
」
私のこの悩み、実はネットスーパーの宅配サービスを使えば解決します。
イギリスの大手スーパーはどこも宅配サービスがかなり充実していて、車を持っていない私たちの救世主と言っていい存在です。
この記事では、Tesco・Asda・Sainsbury’s・Ocadoを中心に、料金の仕組みから登録〜受け取りまでの流れ、メリット・デメリットまで実務目線でまとめます。
1. イギリスの主要ネットスーパー比較
ネットスーパーの使い方はシンプルで、サイトかアプリで欲しいものをカゴに入れて、配送してほしい日時を選ぶだけ。
スーパーまで歩いていく必要も、レジに並ぶ必要もありません。
車のない生活において一番の恩恵は、やっぱり重い荷物を運ばなくていいこと。
水、牛乳、洗剤、猫砂……重量のある日用品を玄関先まで届けてもらえるだけで、買い物にかかる体力的な負担がかなり減ります。
時間の使い方も変わります。
店内をうろうろ歩き回る時間も節約でき、注文自体は空き時間にスマホで済ませられる。
雨の日や暗くなるのが早い冬場に、外に出ずに済むのも地味にありがたいポイントです。
あと、カゴに入れた時点で合計金額が見えるので、レジで想定外に高くなって焦る、みたいなこともなくなります。
予算管理という意味でも相性がいいです。
では、実際に各社のサービスにどんな違いがあるのか見ていきます。
実際に使ってみて感じた各社の特徴と、配送パスの料金をまとめました。
Tesco
店舗数の多さがそのまま強みになっていて、地方都市でも配送エリアに入りやすいのが助かります。
単発の配送料は時間帯で変わりますが、月額制のDelivery Saverに入ると割安になります。
利用している人は、Anytimeプラン(月額£7.99前後)に入っている人が多く、いつでも好きな枠を予約できる自由度を評価しているようです。
なお、最低注文額は£50、基本手数料も£5に値上げされたので、少額の注文はかえって割高になりやすい点に注意してください。
Asda
Asdaは価格帯が全体的に控えめで、宅配パスも比較的安く設定されています。
Anytimeパスは月額£6.95(12か月契約)、平日限定のMidweekパスならさらに安くなります。
ただし合計£40未満の注文だと£3の手数料がかかるので、少量だけ頼みたい日は割高になりがちです。
Sainsbury’s
品揃えの幅と品質のバランスがいいと評判です。
パスはMidweek(月額£4程度)とAnytime(月額£7.50程度)の2種類。
最低注文額は£25で、£40未満だと基本手数料が高くなる仕組みです。
Ocado
実店舗を持たない宅配専業のスーパーで、品質重視の人からの支持が厚い印象です。
£75以下の注文には小口手数料がかかる仕組み(£60以下は£2、£60〜£75は£1)で、まとめ買い前提になっています。
一人暮らしで少量ずつ頼みたい場合は、他社の方が向いているかもしれません。
Amazon(Morrisons・Co-op・Icelandとの提携で急拡大中)
2025年、Amazonはイギリス国内の実店舗「Amazon Fresh」をすべて閉鎖し、その分をオンライン宅配の拡大に振り分けるという方針転換をしました。
具体的には、Amazon.co.uk経由でMorrisons・Co-op・Icelandの商品を注文できる提携が拡大しており、Prime会員なら対象エリアで生鮮食品を含む即日配送も選べるようになってきています。
Tesco・Asda・Sainsbury’s・Ocadoのように単独のアカウントを新しく作る必要がなく、普段使っているAmazonアカウントで注文できるのが利点です。
対応エリア・取扱商品はまだ地域差があるので、自分の郵便番号で対応しているか、Amazon.co.uk上で事前に確認しておくのがおすすめです。
各社共通で注意すべきこと
- 配送料や最低注文額など、定期的に変わることがあるので、登録の前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください
- 週1回以上頼むなら月額パスの方がほぼ確実に得
配送が埋まっている日は「Click & Collect」も検討する
希望の配送枠が埋まっていて予約できない、というのはイギリスのネットスーパーでよくある悩みです。
そんなとき便利なのが、オンラインで注文して店舗の駐車場で受け取る「Click & Collect」という仕組みです。
自宅の玄関先まで届けてもらう必要がない分、配送枠の空きに縛られにくく、当日〜翌日で受け取れることも多いです。
各社の料金目安は以下の通りです。
- Tesco:手数料£1.50、最低注文額£25(未満は£5の手数料)
- Sainsbury’s:£40以上で無料、未満は£4。当日受け取りは£25以上+追加£2
- Asda:手数料50p、最低注文額£25(未満は£4の手数料)
- Morrisons:手数料無料(主要スーパーの中では唯一の無料サービス)
車がない場合でも、最寄り駅から店舗までの距離次第では、配送を待つよりClick & Collectの方が結果的に早く受け取れることもあります。
配送枠が取れずに困ったときの「逃げ道」として覚えておくと安心です。
2. 初めての登録から受け取りまでの流れ
手順自体はどのスーパーもほぼ共通しています。
初めてだと戸惑いやすいポイントも含めて順番に説明します。
- 公式サイトかアプリでアカウント登録(メールアドレスとイギリスの住所、郵便番号が必要)
- 「Book a slot」から配送希望日時を先に予約する
- 予約した枠は2時間ほど仮押さえされる状態になるので、その間に買い物カゴに商品を入れていく
- 支払い情報を登録し、注文を確定する。初回は£2程度の仮決済が走るが、実際の請求は配送日に確定額で行われる
- 配送前日の夜(だいたい23時45分頃まで)には注文内容の変更・追加が可能
- 配送当日、ドライバーが玄関先まで荷物を運んでくれる。冷凍・冷蔵品と常温品を分けて渡してくれることが多い
先に商品を選んでから枠を探すのではなく、枠を先に確保してから商品を選ぶことに気を付けてください。
人気の時間帯(平日夜や週末)は数日前には埋まってしまうこともあるので、思い立ったらまず予約画面を開くくらいの感覚でいいと思います。
3. 宅配を使うデメリットと対処法
一方で、慣れるまでは戸惑うポイントもあります。
欠品時の代替品(サブスティテューション)が一番よく話題になる悩みです。
注文した商品が品切れの場合、似た商品を自動で代わりに送ってくる仕組みになっていて、思っていたのと違うブランドや量が届くことがあります。
注文画面で「代替品を許可しない」商品を個別に指定できるので、譲れない商品はあらかじめオフにしておくのが無難です。
配送枠が取りづらいのも正直なところです。
特に週末や祝前日は早い者勝ちになりやすく、直前だと選べる時間帯がほとんど残っていないこともあります。
定期的に頼む予定なら、数日前、できれば週の始めに次回分の枠を押さえておくと安心です。
それから、野菜や果物は自分の目で選べない分、鮮度にばらつきが出ることも。
ここは店舗購入との使い分けで対応している人が多い印象です。
生鮮品だけ近所の店で買い足す、といった組み合わせ方ですね。
まとめ:宅配を使いこなすコツ
車なし生活の買い物問題は、宅配サービスをうまく組み込めばかなり軽くなります。
重い荷物問題からも、天候に振り回される買い物からも解放されるのは大きいです。
- 週1回以上使うなら、まず月額の配送パスを検討する
- 最低注文額を下回らないよう、まとめ買いの計画を立てる
- 配送枠は「商品を選ぶ前に」先に予約する
- 譲れない商品は代替品オフの設定をしておく
- 生鮮品だけは近所の店との併用も検討する
ちなみに、重い荷物を少しでも楽に運びたい人向けにショッピングトロリーの活用法も別記事で紹介しています。
宅配と組み合わせて、自分に合った買い物スタイルを見つけてもらえたらと思います。
重い荷物そのものを楽にしたい人は、ショッピングトロリー活用術もあわせてどうぞ。

