物理SIM vs eSIM、イギリス渡航ではどっちを使うべきか

スマートフォンのSIMトレイとSIMピン、取り出した物理SIMカードの接写 未分類

イギリス渡航にあたって「物理SIMとeSIM、結局どっちがいいの?」と迷っていませんか。先に結論を言ってしまうと、どちらが正解ということはなく、自分の使い方次第です。この記事では、その「使い方次第」の中身を整理します。判断基準ごとに、具体的に見ていきましょう。


1. まず確認:自分のスマホはeSIM・デュアルSIMに対応しているか

物理SIMかeSIMかを考える前に、そもそも自分の端末が対応しているかを確認してください。iPhoneならXS以降、Androidも近年のミドル〜ハイエンド機種の多くはeSIMに対応しています。ただし、機種やSIMフリー版かキャリア版かによって対応状況が変わります。また「デュアルSIM対応(物理SIM+eSIMを同時に使える)」かどうかも重要なポイントです。購入前に自分の機種名で「(機種名) eSIM 対応」と検索して確認しておきましょう。


2. 日本の番号を残したいなら、「物理SIM+eSIM」の組み合わせが一番ラク

渡英中も日本の番号を維持したい人にとって、一番の悩みは「SIMの抜き差し」です。デュアルSIM対応の機種なら、日本のSIMとUKのSIMを両方入れっぱなしにできます。そのため、この悩みごと解消できます。片方を物理SIM、もう片方をeSIMにしておけば、設定画面から数タップで切り替えられます。つまり、SIMピンでカードを抜き差しする手間がなくなります。

ここで効いてくるのが、「物理SIMを提供している会社は多いけれど、eSIMに対応していない会社もある」という点です。つまり、2枚とも自由に物理・eSIMを選べるとは限りません。そのため実際には、「どちらの回線を優先して物理SIMにするか」を決めることになります。

  • 契約したい会社がeSIMに対応していない場合は、そちらを物理SIMにするしかない
  • 両方の会社がeSIMに対応している場合は、日常的に使う頻度が高い方を物理SIMにしておくと、万が一eSIMの再発行が必要になったときの手間が少ない方(=あまり使わない方)で吸収できる

契約前に、候補の会社がeSIMに対応しているかどうかを公式サイトで確認しておきましょう。そうすれば、後から「eSIMのつもりだったのに物理SIMしかなかった」という手戻りを防げます。


3. ヨーロッパ旅行が多いなら、現地用データSIMはeSIMが便利

イギリスから、ヨーロッパ各地を旅行することが多い人もいます。そうした人には、旅行先ごとに現地のデータSIMを買うという選択肢もあります。この用途では、物理SIMよりeSIMの方が使い勝手がいいです。理由はシンプルで、eSIMなら購入手続きが完了した時点でその場ですぐ使えるからです。物理SIMのように店舗やSIM自販機を探して並ぶ必要も、小さなSIMピンを持ち歩く必要もありません。

出発前にオンラインでeSIMを購入・設定しておきましょう。そうすれば、空港に着いた瞬間から通信できる状態にしておけます。旅行のたびに現地SIMを買う人ほど、eSIMのこの手軽さの恩恵を受けやすいです。


4. 旅行時はSIMピンと小さいジップロックを持っていくと便利

ヨーロッパ旅行中に現地で物理SIMを買う予定があるなら、事前にSIMピンと小さいジップロック袋を用意しておきましょう。地味に助かります。物理SIMのスロットは基本的に1つしかありません。そのため、日本やUKの物理SIMを一時的に取り出して、現地SIMに差し替えることになります。

取り出したSIMは旅行中ずっと使わないまま鞄の中で保管することになります。そのため、ジップロックに入れておくと安心です。水没で使えなくなる心配も、小さなSIMカードをどこかに落として紛失する心配もぐっと減ります。ジップロックごと貴重品ポーチやガジェットポーチに入れておきましょう。そうすれば、帰国前に現地SIMを抜いて元のSIMに戻すときも、すぐに取り出せます。


5. 結局どう選べばいいか、パターン別チェック

  • 日本の番号を残したい・デュアルSIM対応機種を持っている:日本SIMとUK SIMを物理+eSIMで分担し、抜き差しをなくす
  • 契約したい会社がeSIM非対応:その会社は物理SIMにするしかない。もう一方をeSIMにする
  • ヨーロッパ旅行のたびに現地SIMを買う:eSIMを選ぶと、到着後すぐ使えて手間が少ない
  • 現地で物理SIMに差し替える予定がある:SIMピンと小さいジップロックを忘れずに持っていく
  • そもそも端末がeSIM非対応:迷う余地なく物理SIM一択

「物理SIMかeSIMか」という二択で考えると迷いますが、実際は「どの回線を、どちらの形式で持つか」という組み合わせの問題です。そのため、自分の使い方に当てはめて考えると、答えは意外とはっきりします。

日本の番号を維持する具体的な設定方法はデュアルSIM設定ガイド、UKの通信会社の全体像はこちらの記事で詳しく解説しています。


まとめ

  • [ ] 物理SIMとeSIMは優劣ではなく、使い方に合わせて組み合わせるもの
  • [ ] 日本の番号を残すなら、物理SIM+eSIMのデュアル運用で抜き差しをなくせる
  • [ ] eSIM非対応の会社もあるため、実際は「どちらを優先して物理SIMにするか」の選択になる
  • [ ] ヨーロッパ旅行で現地データSIMを買うなら、すぐ使えるeSIMが便利
  • [ ] 現地で物理SIMに差し替える予定があるなら、SIMピンと小さいジップロックを忘れずに

※対応機種・各社のeSIM対応状況は変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。※本記事はアフィリエイトリンクを含みません。

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